FX関連銘柄を分析して決算予想 28年度1Q版 & FX関連銘柄のページを追加しました

勘のいい方には説明不要かと思いますが、FX関連の業績を先読みしたいと思いFX関連銘柄のページを追加しました。
先日、8732マネーパートナーズグループ 平成28年3月期第1四半期 連結業績速報値にクリビツの記事でマネパのサプライズをお伝えしたのですが、マネパの業績があれ程サプライズ感があるのなら、同業他社が狙い目かもしれません。
 
マネパのイレギュラーな業績速報に対しては出遅れてしまい後手に回ってしまいましたが、同業他社に対しては先手を取れる可能性が残っているかもしれません。
ということで、同業他社の値動き及び業績推移を確認してみます。

注意事項

【7177】GMOクリックホールディングスは2015.04.01にジャスダック・スタンダードに新規上場(テクニカル上場)した為、前期データを取得できません。
ですので、以下の業績比較においては現在同社の傘下である【8711】FXプライムのデータを用いて検証します。
また、他社においても正確にFX事業のみの数字を見る必要があるのですが、そこまで掘り下げては確認していませんのでこの点はご了承ください。ざっくり会社全体の業績を参考にしています。
更には、各社個別の競争力(顧客の増減等)を考慮していない事もご理解ください。
私自信がFX関連銘柄の業績推移を簡単に確認した際のメモ書き程度のものですので過信されないようお願いいたします。

直近決算予定日

まずは直近の決算日を確認してみます。おもしろい事にFX関連銘柄の全てが3月を決算月にしており、直近の四半期決算は全てが1Qで日程的に集中しています。

コード 銘柄名 種別 決算日
7177 GMOクリックホールディングス 1Q 7/24
8732 マネーパートナーズグループ 1Q 7/30
8709 インヴァスト証券 1Q 7/30
8704 トレイダーズホールディングス 1Q 7/31
8728 マネースクウェアHD 1Q 8/6

売上推移を比較

売上推移に似たような傾向を確認!
前期1Q < 前期2Q <<< 前期3Q 
と順調に増えていき、 
前期3Q > 前期4Q > 今期1Q 
と直近は少しだけ失速している傾向が見えます。
前期4Qで大きく失速しまくってるのがトレイダーズ。となるとトレイダーズを狙うのは若干無理スジと感じました。
他社比でみて一番下落率が大きので、次Qで復活しているかもと楽観視するのはリスキーでしょう。
そして前期4Qで唯一伸びているのがインヴァスト証券です。

コード 銘柄名 前期1Q 前期2Q 前期3Q 前期4Q 今期1Q
7177 GMOクリックホールディングス 411 549 862 なし
8732 マネーパートナーズグループ 950 1149 1600 1549 1471(速報)
8709 インヴァスト証券 502 720 1121 1131
8704 トレイダーズホールディングス 244 494 954 642
8728 マネースクウェアHD 772 942 1847 1738

経常利益推移を比較

次に経常利益で比較してみます。事業外の収益性は気にしませんので純利益は比較対象から外します。
こちらでも売上推移と同様の傾向が確認できました!
前期1Q < 前期2Q <<< 前期3Q 
と順調に増えていき、 
前期3Q > 前期4Q > 今期1Q 
と直近は少しだけ失速している傾向が見えます。
ここでも前期4Qで大きく失速しまくってるのがトレイダーズ。やはりトレイダーズを狙うのは危険な匂いがしますので私の感覚では投資対象から外します。

コード 銘柄名 前期1Q 前期2Q 前期3Q 前期4Q 今期1Q
7177 GMOクリックホールディングス -108 -3 250 なし
8732 マネーパートナーズグループ 41 182 514 498 389(速報)
8709 インヴァスト証券 -495 -57 268 210
8704 トレイダーズホールディングス -323 -129 100 -119
8728 マネースクウェアHD 141 317 1150 904

それでは1Q決算予想です

ここでGMOクリックホールディングスをリストから外します。売上予想してみると、持ち株会社化した後のFX事業の売上割合は会社全体の割合からすると小さく、FXの業績が読めたところで影響が少ないように思いました。また連結PERが23倍ありますので、同業他社比較で倍以上の株価水準ですのでスルーします。
空欄になっている売上(実際)と経常(実際)は、決算発表後に埋めます。

コード 銘柄名 売上(予想) 経常(予想) 売上(実際) 経常(実際)
8732 マネーパートナーズグループ 1471 389 1471 389
8709 インヴァスト証券 904 110 969 90
8704 トレイダーズホールディングス 545 -195 514 22
8728 マネースクウェアHD 1564 730

結論 銘柄選別と根拠

いよいよ勝負できそうな銘柄が見えてきました。
本命は【8709】インヴァスト証券
前期の本決算で経常利益は-74で着地していますので、プラスで通過できれば経常黒字化が表面化するタイミングとなりその数値次第では大きなサプライズとなりえる可能性を感じます。
前期の1Qで経常-495というヘタレぶりを見せていますので、上ブレたらインパクトがありますし、下ブレたとしても前期のヘタレ実績がありますので、まあこんなものか・・といったところでしょう。
上記の決算予想ではあえて他社同様に減収で計算しましたが、前期4Q同様にインヴァストだけ伸びている場合は超絶ビックリな数値が出てくる可能性もありそうです。
 
しかし、ここで私が伝えたいのはインヴァスト証券の売上を他社同様に減収予想したとしても勝負できる点です。
若干減収の1Q速報が出たマネパですら前期1Q比較で経常利益が9.49倍となりサプライズ。
となると、前期1Qのマイナス経常-495との比較となるインヴァスト証券はマネパ以上のサプライズとなる可能性があり、そのサプライズを先取りできるかもしれないワケです。
 
準本命は【8728】マネースクウェアHD
私の決算予想が的中すればですが、前期1Q比で経常利益が5倍となりこれもサプライズでしょう。
テクニカル的に見ると既に動意付いていて25DMAとのプラス乖離が17%、日足がバリンジャーバンドの+2σ越えと少し躊躇してしまうチャート。無理に高値掴みせずとも、この銘柄だけ1Qの日程が後ろにあり8/6まで猶予がありますので、他社の業績を確認してから検討しても遅くないように思います。
 
念のため現在の株価水準を見ておきますと、
先んじて上がっているマネパは連結PER16.1倍、インヴァストは連結PER10.5倍、マネスクは連結PER9.6倍です。
マネパに引き寄せられると仮定すると、なかなかいい位置にいます。

最後に

ある程度読みが効く決算ですので、自分の感覚ではお金が落ちているようなものです。
この手の分析手法での勝率は7割弱くらいのような気がします。
つまり、同様の事を繰り返せば自然とプラスに収束すると考えます。
しかし、相場に絶対はありませんので、そこは理解しておく必要があるのですが、
分がいい勝負、低リスク高リターンの得意パターンを見つけたらその投資を繰り返し、負けも経験しつつも繰り返した結果プラスに収束しさえすれば勝てるという感覚が大事な気がします。
 
とまあ、いつもこのような思考回路で銘柄選びをしているのですが如何だったでしょうか?
関連銘柄を狙う場合の1例ではありますが、意外にもお宝銘柄を発掘できる事があります。
 
では当ページの予想が的中したらドヤ顔で出てくるとしましょう。
そんときゃヨロシク

Pocket

コメントを残す