花より男子の恋愛ドラマアプリを7月上旬に配信予定との事で株価は急伸。
あの大人気コミックが恋愛ドラマアプリになって登場!「花より男子~F4とファーストキス~」7月上旬配信決定!
株価水準についての考察
時価総額は80億円。売上規模は100億規模あり、過去の実績はずっと黒字、有利子負債ナシの超安定企業であることを考えるとかなり割安水準のように思います。
同規模のソシャゲ系の他社と比較しますと、
- 3639ボルテージ 時価総額:80億円 売上:100億円
- 3672オルトプラス 時価総額:77億円 売上:40億円
- 3624アクセルマーク 時価総額:88億円 売上:40億円
- 3667enish 時価総額:100億円 売上:60億円
- 3758アエリア 時価総額:132億円 売上:10億円
- 3664モブキャスト 時価総額:132億円 売上:40億円
- 3689イグニス 時価総額:143億円 売上:20億円
- 3904カヤック 時価総額:167億円 売上:30億円
- 3823アクロディア 時価総額:171億円 売上:25億円
- 4777ガーラ 時価総額:369億円 売上:7億円
数値はかなりざっくりですが上記のようになります。そして売上より時価総額が低いのはボルテージだけです。
ここまで安値放置されていた理由はおそらくボルテージのアプリのジャンルによるものだと思います。
ボルテージが得意とする「女子ゲー」という特殊なジャンルにたいして、ある種のガッカリ感というか、女子ゲーでは大ヒットアプリは無理という評価が株価に表れていたのだと思います。
今後の見通し
花より男子というタイトルがどれほどビックタイトルか・・・という期待感次第だと思います。
調べた限りではドラマ化もされてて、女子にとっては認知度の高いタイトルだという事は分かります。
軽くリサーチしてみたところ(笑)
実際にリサーチすべきと思い知人の女子にメールで質問してみたところ、驚くべき反応が見られました。
こちらが送信したメールは「花より男子って好き?」の1文のみなのですが、とてつもない長文が返信される傾向が確認できました。
しかも単発のメール返信に終わらず、複数のメールで何かを思い出したかのような勢いで熱い思いを伝えようと各自必死です。
そんなこんなでネットで調べた限りでは知りえない、同タイトルへの温度等の貴重な情報が大量入手できました。
- 略語が女子間で一般常識化するほど浸透しています。花より男子を「花男」と略して言う傾向があり、はなだんって何よ?って感じですが、女子からすると「花男」といえば「花より男子」が当たり前w 知るかよ
- XX派というAKBでいう誰推しか的な立場が各女子の共通話題となっている事も確認できました。これは花より男子のストーリーや登場人物の特徴を把握している事は女子間では当たり前レベルという証明です。
- アニメ・漫画は当時のおませな小学生~大学生に大ヒット。現在のアラサー世代は特にドはまりした。
- ドラマに関しては学生~アラフォー世代をもカヴァーしている。
- F4ブームなるものが存在する。
- 日本だけでなくアジア圏でフィーバーした
台湾がどうのこうの、俳優がどうのこうのと、どうでもいい話に発展して手が付けられません・・・困った・・・
しかしたった1文のメールだけでこれ程の反応が得られるとは驚きです。
とにかく女子がやたら熱くなる事は嫌という程伝わってきたのでかなりの収穫といえます。
※今回のリサーチによる副産物:お気に入りの女子に「花より男子って好き?」と話をふってみるといいでしょう。勝手に数時間語ると思います。しかも女子は熱く語って気持ちが良いようです。
株価が上昇するベストシナリオ
1.花より男子ゴイスー
↓
2.何コレ、ボルテージの時価総額メチャ安い
↓
3.株価上昇、他社同様に売上規模の倍以上の時価総額になる
↓
4.花より男子リリース、女子が飛びつく
↓
5.ダウンロードランキング上位に登場
↓
6.株価上昇
↓
7.セールスランキング1位に・・・女子の課金力、ナメんな
↓
8.第2のミクシィ化、時価総額4000億へ
7以降は楽観的過ぎて半分冗談ですが、6まではフツーにあるような気はします。
花より男子というタイトルのインパクトで、ボルテージの割安感がクローズアップされ祭り化する可能性は十分にあります。
冷静に考えてみると、セールスの上位はどちらかというと男子向けゲームばかりのラインナップで、女子がやりそうなゲームはLINEゲーム系くらいしか見当たりません。パズドラ・モンストにも女子はいるでしょうが圧倒的少数でしょう。女子向けに特化したボルテージに商機が到来しても不思議ではありません。
既にスマホアプリはレッドオーシャン化していますので、似たようなアプリで小規模の会社が上位に食い込むのは非常に厳しい環境になってきています。そんなソシャゲジャンルに風穴を開けるのは確かな購買力を持ち余力を残している女子の動向がカギになるのかもしれません。今までさほど期待されてなかった銘柄だからこそ投資妙味があり、正に今が市場の評価が豹変するタイミング。
スマホの普及は性別に関わらず進んでいますので、眠っていた女子の課金力が花より男子に集中するとスゴイ事になるのかも・・・そんな思惑に期待しましょう。
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